AI × おしぼり納品データ活用を通して、飲食業界でフードロス削減・過剰在庫削減・人員数需要予測を実現するプロジェクトを「ひろしまAIサンドボックス」で開始しました
キーワード:プレスリリース
株式会社広島県リースタオルの保有するおしぼり納品データと気象データを活用し、
AIによる需要予測を行います
株式会社クリエイターズネクストは、全国のAI開発者と県内企業・自治体をマッチングしAI活用を支援する
「ひろしまAIサンドボックス」に採択され、AIによるおしぼり納品データの活用を通じて
フードロス削減・過剰在庫削減・人員数需要予測を実現する新プロジェクトを開始いたします。

株式会社クリエイターズネクストは採択者20者のひとつに採択されました。
【背景】飲食業界での需要予測AI導入を阻む、高いハードル
飲食業界では原材料価格の高騰や人手不足が深刻化しています。過剰在庫やフードロス、
人員過不足は経営に大きなインパクトを与えるため、AIによる需要予測が期待されています。
しかし、AIによる需要予測で通常使用するレジのデータは売上情報を含むため、
契約から実際のデータ受領まで3カ月以上かかることもあり、導入へのハードルをいかに下げるかが課題となっています。
これまで活用されていなかった「おしぼり納品データ」に「気象データ」を
掛け合わせて需要予測を行う

本プロジェクトでは来客数とほぼ比例するおしぼりの使用枚数に着目。広島県リースタオル株式会社
(所在地:広島県広島市、代表取締役:田畑裕生)が保有する広島県内1800店舗へのおしぼり納品データをAIで解析します。
さらに降水量や気温といった気象データを掛け合わせることで、さらに精度の高い需要予測を構築にします。
おしぼりデータを活用するメリットは、レジのPOSデータなどと比べて、即座にデータ活用が可能であることです。
また、全国のおしぼり配送会社と連携することで日本中での展開が可能になります。
飲食店には、フードロス削減・過剰在庫削減・人員数需要予測の3つのメリットを提供します
本サービスは月額制で広島県内の飲食業界に提供を予定しています。飲食店は本サービスの導入によって、
来客予測による仕入れ最適化でフードロス削減、在庫管理の改善、
そして人員数需要予測による適切な人員配置を可能にできると考えています。