高齢者のトレンドは独自のものがあると言われる。
つまり、若者に流行があるように、高齢者にも流行があるというのだ。
もっと明確に言うならば、確実に「これを着たい」と思うような服は存在する。
しかし、今の服は着づらく、脱ぎにくく、デザインがダサい。
それが正直なところであるようだ。
逆に、高齢者衣服の条件を株式会社ワールドワークがまとめている。
「１．柔らかく皮膚を刺激しない
　２．吸水性・保湿性があるか
　３．通気性・保温力があり、衣服気候が調整できるか
　４．脱着がし易く手早く用便ができる
　５．行動を妨げない
　６．ゆったりとくつろげる
　７．洗濯に耐え変色や変質しにくい 」
が条件であるという。
最近、シニアのファッションショーが盛んだ。
高齢者だからといって、自分を高齢者だと意識してしまうような
服はいやに決まっている。
当たり前だ。その上で生活をもっと楽に出来るかっこいい服。
それを売るのが当たり前になる時代が来る。
今から準備が出来ない企業は確実に淘汰されるだろう。