団塊の世代応援サイト「元気埼玉」
キーワード:企画・調査
保険会社で十五年間、飛び込みの営業をしていた五十五歳の女性が、団塊の世代向けの専用サイトをたった一人で始めた。パソコンの使い方さえ十分に知らなかった「インターネット音痴のおばちゃん」が、退職金を全額つぎ込んでの「冒険」に、相談された周囲の人たちは全員反対したが、団塊の世代の人たちの協力の輪が広がり始めた。「これから退職する人たちが人生を楽しむきっかけや仲間作りの手伝いをしたい」と県内を走りまわっている。
思いがあるウェブサイトは伝わるものだ。
保険会社を引退した松山まゆ美さんが作った「団塊の世代応援サイト:元気埼玉」を見ていると本当にそういう思いがこみあげてくる。
埼玉という地方と連携した形で地元密着型のウェブサイトであり、リアルな多くの団体と連携しているウェブサイトからは相当のアクティブな方なのだろうなと感じさせられるものがある。
社名の由来も
これからの高齢化社会をむかえるにあたり、だれもが「幸福で元気なおじいちゃん、おばあちゃん(Happy grand father & Happy grand mother)」になれるような社会作りに貢献したいという思いを込めて会社名を「ハピグラ」としました。
とあり、弊社の「シルバーエンターテイメント」というビジョンとも親和性がある。
ウェブサイトに思いを込める、その思いは一つ一つのコンテンツに出てくる。
どんな思いを持ってウェブサイトを作っているか、思いの整理と思いの方向性の統一、会社の広報との整合性などをやれているか、それがウェブサイト成功の鍵の一つである。