すこやか食生活協会様にお話を伺う。
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この協会は元々視覚障害者の食生活改善を目的に設立された。
しかし近年、より大きな視点に立って、障害者だけでなく、高齢者も安心して生活できる環境作りをするために様々な活動をしている。
我々にとって何気ないものでも、障害を持つ人にとっては意外と大変なものである。
例えば、牛乳の紙パック。
一見何気ないが、視覚障害者にとっては他の紙パックと区別が付かなくて大変らしい。
そこで同協会は牛乳の紙パックの上に小さな凹みをつけることによって、牛乳パックと他の紙パックを区別しようと考えた。
いわゆるユニバーサルデザインの考え方である。
ユニバーサルデザインとは「すべての人のためのデザイン」子どもからお年寄りまで男女の別なく、しかも能力の違いに無関係に使えるもののこと。
障害者だけでなく力が弱ったり、目が悪くなってきた高齢者にとっても重要な考え方である。
超高齢者社会に突入しようとしている現在、国民の4人に1人が高齢者になろうとしている。今後は見た目などを重視するのではなく誰にとっても使いやすいモノが求められているのでは無かろうか。
すこやか食生活協会