リモートチームを支えるザッソウ。分報と情報共有ツールを活用
キーワード:TechBlog , システム開発 , テキストコミュニケーション , リモートワーク
リモートのチームでは意図的に雑談をするような仕組みを組み込まないとその量が減りがちです。
雑談には後述するメリットがありますが、それが失われてしまいます。
そこで、リモートの雑談をサポートするための認識共有、仕組み作り、さらにストックして情報共有するところまでについて整理し、実例をあげたいと思います。
背景
クリエイターズネクストは以下の様な働き方や特徴をもっています。
- 対面、リモート混在
- 作業する時間は同期、非同期混在
- Slackなどチャットツールの利用に慣れている
- 楽しく仕事をすることが推奨されている
- コンテンツ制作など、アイデアを生み出す仕事が多いため「楽しさ」は重要
- コンテンツ制作を行うチームとWebサービスを開発をするチームがいる
- 一部のメンバーに関しては両方の業務を担当している
リモートチームとは?
リモートチームとは、ソニックガーデンの倉貫 義人CEOの書籍「リモートチームでうまくいく 」に出てくる言葉で
チームとしてのリモートワークのことです。
詳細については書籍を参照ください。
分報とは?
チャットツール上で個人ごとに専用のチャンネルを作成し、「今やっていること」や「困っていること」をつぶやく仕組を分報と呼びます。
発案者のsuinさん曰く「社内Twitter」とのことで、よく言い表しているなと思います。
分報の発案者の作法にのっとり times_username
の形式で作成するのが一般的です。
これにより、個人を中心としたリモートの雑談が発生しやすい基盤ができます。
分報に関する詳細は以下の記事を参照してください。
Slackで簡単に「日報」ならぬ「分報」をチームで実現する3ステップ 〜 Problemが10分で解決するチャットを作ろう
もっと全体的な雑談を生み出したい場合は別途雑談チャンネルを作成したり、ソニックガーデン製のリモートコミュニケーションツールである
Remotty を使うとよいと思います。
ザッソウとは?
ソニックガーデンブログ(Social Change) で紹介されているもので雑談・相談のことです。
雑談、相談は
- 一人では解決できなかったり解決に時間がかかるような問題の解決
- 相乗効果で閃きを生む
- お互いのノウハウを交換する
など、様々なメリットがあります。
ペアプログラミングの利点にも大きく含まれる要素だと思います。
リモートワークの誤解を解く「リモートワークは孤独感を生む」は本当か?
実際に起こったやりとり
以上を踏まえて、実際にどのようなやり取りが発生したか事例を見てみます。
業務上のやり取りなので内容は伏せてますけど、代替どんな種のやりとりをしているかはわかると思います。
=> 悩み・解決
解決した内容をesaにストック
解決した内容は情報共有ツール(esa)に保存してストックします。
オンラインの雑談に限らず、何か知見を得られた場合はストックして残すようにします。
rubotyで感謝を送って徳を付与する
ruboty-karmaというpluginで感謝を送ります。
ruboty-karmaと徳については作者であるはくどーさんの下記エントリを参照してください。
ruboty-karmaでチーム内徳マネジメントを推進しよう!
まとめ
実はここまでまとめていなかった要素として
- 雑談を許容する企業文化
- 雑談の価値を全体に共有して積極的に雑談してもらうこと
- メンバーの相性がいいこと
などの前提条件も必要になってきます。
では、 Let’s ザッソウ!