システム開発実録。メシア様参入事例。コンテキストと道標編

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messiah

週1参戦要員tbpgr(てぃーびー)です。
引き続き新規参入者(以降、メシア様)の導入に関してです。

ちなみになぜメシア様かというと、プロジェクトにとって救いの神になる予定の方で、
見た目もメシアっぽいからです。(個人的印象)

前回の導入記事

前回はこちら。プロジェクト概要とツール類の登録などが主でした。

あざっすな雰囲気の新規参入者導入 – クリエイターズネクスト Tech Blog

予習内容の共有

メシア様がプロジェクトの各種資料やコードについて予習をしたとのことなので、
その内容について確認しました。

この際に、Trello, GitHub Issue, GitHub Wiki, esaなどを導入していたおかげで
メシア様がプロジェクトに関する情報を確認するための時間を大幅に削減できました。
私が6月末に参入してから少しずつ積み上げてきた成果を一人ひっそりと噛み締めます。

また、Vagrantを導入しておいたことも導入時のスピードアップに一役買っています。

概要説明前の認識共有

メシア様が予習してきた内容をもとに想定している作業方針を説明してもらいました。
現状与えられている内容の中では理想的な解答でした。

コンテキストの共有

私からコンテキストを共有しました。

全体像を共有

事前に社内のメンバー向けに大きめの吸着式ホワイトボードで説明したプロジェクト全体の
ワークフロー、依存関係をかいた図を写メしておいたのでそれを元に説明を進めました。

現在プロジェクトでは

  • Issue消化(様々な優先度ごとのマイルストーンに分けてGitHub Issueで管理されている)
  • 機能追加案件 A
  • 機能追加案件 B
  • インフラ強化(スケーリング、自動化)
  • コードベースの改善とCI, CD導入への下地作り

など様々なタスクがあります。

メシア様に見せた図には各作業の依存関係と担当やビジネスとしてのメリットなどが記してあります。
この図で現状と各担当者の作業や依存関係や私が現状考えている技術面を踏まえた作業の流れを把握してもらいました。

細部の共有

その他、気になるであろう細かな点を共有しました。

  • 一時的に協力していただいて、現在は手伝って居ない方の存在の共有
  • システムとして解決すべき潜在的な問題(Issue単位ではなく、ちょっと大きなトピックで共有)を共有

大きなトピック以外の個別のタスクレベルのものについては作業時に都度共有する想定で、
説明をしませんでした。
時折ディテイルに入り込み過ぎて全体の話が進まなくなるタイプの方と仕事をしたことがあるので、
反面教師ありがとう、といった心持ちです。

メシア様からの作業予定報告

この情報共有をもとにメシア様から社長窪田に作業想定に関する内容をまとめた
メールが送信されました。

  • 綺麗にアウトライン化された作業項目
  • 各項目の目的も併記
  • 非開発者である社長窪田へ、技術的要素の必要性を分かりやすく説明
  • 現状では不明瞭な事象などのリスクや、想定スケジュールより遅れる可能性があることの補足説明

など、文句のつけようがない完璧な内容でした。
業務の都合上お見せすることができないのが残念です。

まとめ

優秀な人とのお仕事は最高

To be continued…

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