特集:商店街の高齢者への施策事例1

キーワード:未分類

A商店街振興組合(京都府)では、高齢者生活支援サービス券を発行することにより、
高齢者にやさしい商店街をアピールするとともに、
関連支援施設の近隣にある同商店街にも立ち寄ってもらうことで、
結果的に高齢者の来店増加につながることを期待している。
同商店街では、平成12年4月から、主に高齢者を対象とした生活支援サービス券を発行し、
商店街の各店に配付している。相談窓口を商店街内に設け、
各店よりサービス券を受け取った高齢者の相談への対応や、
各種高齢者向け関連施設の紹介等を行っている。
施設まで足を運んでくれた住民が、その足で同商店街にも立ち寄ってもらうことを期待している。
高齢者生活支援サービス券を発行した背景は、組合幹部が商店街の活性化のため
周辺の居住人口の統計を調べたところ、商店街周辺には多くの高齢者が居住しているのに、
高齢者の来店があまりないことに気付いたことである。
A商店街は、このように自分たちの商店街が高齢者にとって
必ずしもなじみやすいものでなかったことに着目し、
高齢者にやさしい商店街のイメージを演出することを考えた。
出典 (中小企業庁 『中小企業白書 2001年版』より)

上へ戻る