シニア向けサイトを構築する
シニア向けサイトを構築する、ということ。実のところ、それは「構築できます」ということに関しては非常に簡単です。シニア向けのサイトを構築出来ますよ、と言うこと自体は非常に簡単なのです。悪い例ですと、フォントを大きくするだけでシニア向けです、と言い切る業者さえあります。しかし、そこで言われる「シニア」はどこにもいないというケースの方が高いです。というのもシニアはシニアといわれることを好まないからです。実際の年齢と自分が感じている自分の年齢には
10 歳から 20 歳程度違うのです。
50 歳の方はシニアを「 60 歳からだよ」と定義し、 60 歳の方はシニアを「 70 歳からだよ」と定義する。そうすると、いわゆる「シニア」はどこにもいないという不思議な事態が発生します。では、どうすればいいのか。まずは、さりげなさが必要です。さりげない気配り、おもてなしの心をあらゆる箇所でサイト内に実現していく必要があります。決して、「あなたはシニアです」というメッセージを出さない。しかし、使いやすさは出来る限り、意識する。それには国が発表している基準である
JIS 規格を使います。その JIS 規格に関しても真に受け入れるべきものは積極的に採用しますが、実際の現場の判断で使えないもの、個々に判断すべきものもノウハウとして貯まってきておりますので、思い切って無視するケースもあります。基準はシニアに優しいサイト設計です。当然、実際にシニアに使って頂き、チェックもかけます。
しかし、これだけで終わってしまっては単なるユーザビリティー向上会社です。ユーザビリティーを向上させると弊社は儲かりますが、御社は儲からないかもしれません。では、どうすればいいか。確実に御社の顧客のマーケットニーズを掴み、それを徹底的にホームページ上で訴求する必要があります。御社の目的をしっかり意識した上で最適な設計心掛けないと意味がありません。それを実は企画立案の際に徹底的に詰めておきます。その上で最適に使いやすい状態を構築し、御社さまのお客様に提出します。
>> シニア向けサイトのアクセスを上げる |